CEATEC JAPAN2014・CEATEC JAPAN2015第2・第3世代 風の見える化パネルCEATEC JAPAN2014:10/7 - 10/11 10:00-17:00 at Makuhari messe
CEATEC JAPAN2015:10/7 - 10/10 10:00-17:00 at Makuhari messe

温度センサ素子に面実装部品を採用し、壊れにくく作りやすい風速センサの実現を目指し開発した「第2世代風の見える化パネル」。

風速センサモジュールがLED制御まで行い、LED基板は表示と5V電源の生成を担当する。風速センサの感度調整は一つ一つのセンサに通信ケーブルを接続してPCのソフトで行っている。

第2世代に搭載したセンサの総数は432(27x16)
センサ総数100(10x10)の1世代に比べ、4倍以上の数のセンサを搭載することで、迫力と面白さのある表現を実現した。

「第3世代風の見える化パネル」では、フルカラー表示に成功。フルカラーになったことでヒートマップでの表現も可能となり、一目でわかりやすい「見える化」が実現した。
風速センサは構造設計を見直し特性面での完成度を高め、センサの感度調整が製造時のみで完了するように改良した。平面形状、薄型形状、といったKOA独自の構造コンセプトを打ち立て、「風センサ」という名称も決定した。

LED基板はマイコン+FPGAで構成され各チャネルの表示を高速かつ安定に処理している。設定は外部からPCによる通信またはリモコンで操作が可能であり、第3世代のメイン表現であるフルカラーのヒートマップ表示だけでなく、従来の単色表示、風が吹くと暗くなる反転表示など様々な表示モードを搭載した。
LED総数は第2世代同様の432(27x16)。最小構成は72(9x8)で、可搬性と設置の作業性を高めるため、ケースやカバーなどの機構も設計を行っている。

ドローンが起こす風を視覚化する世界初の試みにも使用され、その際はドローンの発着台としてパネルを設置し、風の分布を可視化することの可能性を感じるイベントとなった。

第2世代 風の見える化パネル
432chの風速センサ、面実装型センサ素子採用、風速演算(8bit廉価版マイコン)、通信(uart)は調整機能のみ

LED 1
センサ 面実装型センサ素子
センサ数 432
マイコン 8bit廉価版
外部I/F なし

第3世代 風の見える化パネル
432chの新開発平面型風センサ(個別校正済み)、風速演算(8bit廉価版マイコン)、12chの通信I/FLED制御(FPGA16bitマイコン)、PCからLEDの色やしきい値変更に対応

LED RGB3
センサ 新開発平面型、面実装型センサ素子
センサ数 432
マイコン 8bit廉価版
外部I/F UART(調整用)

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